2005年 04月 21日

困ったときの「レイシスト」コール

朝日新聞のワールドくりっくというコラムに以下の文章が掲載されていた。

アフリカの多くの国で、統治の光景は寒々しい。
ワイロばかり要求する役人、汚職付けの政治家。
治安は乱れ、経済は停滞する。
その中で大衆は、植民地時代と変わらぬ貧しさを強いられている。
大衆と接しているNGOや国連関係者は将来を懸念する。
思い余って失政や腐敗を指摘することがある。
そんなとき返ってくるのが「レイシスト!」コールだ。
外国人は黙ってしまう。
批判を封じる最高の文句なのである。


「レイシスト」とは「差別主義者」のこと。
要する事実を指摘しているにもかかわらず、それが自分にとって都合の悪い
ことの場合、それを差別やと言うて、問題を摩り替えてるわけや。

こういうことは珍しいことやない。
日本人特有のものかどうかはわからんけど、弱者に対して批判をすると、なんちゅう
酷いことをするんや、って非難されることが少なくない。

強者が絶対正しいっていうのは間違ってるけど、でも、弱者が全てにおいて正しい
というのも間違ってる。

理不尽な差別を受け続けていたら、ちょっとでも批判的なことを言われると、
その人を敵と見なしてしまうのも無理のないことなんかもしれへん。
でも問題点を指摘することと、差別は違うってことを、忘れたらあかん。
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by yama_pika | 2005-04-21 04:59 | よのなか


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