2005年 02月 18日

しけいせいど

死刑制度は犯罪の抑止力にはなるんやろうか。

刑法で死刑になる罪は、内乱、外患誘致、外患援助、現住建造物等放火、
現住建造物等浸害、汽車転覆等致死、水道毒物等混同致死、殺人、
強盗致死、強盗強姦致死となってる。

最初の三つは国家に対する罪で、たぶん戦後にこれらの罪で裁かれた人は
おらんはず、で、死ぬのが怖くて国に喧嘩は売れんやろうから、この場合は
死刑が抑止力になる可能性は限りなく0に近い。

それから、四つ目から七つ目までの犯罪は多数の死者が出る可能性がある。
それをわかっててやるからには当然それなりの覚悟はしているやろう。
仮に覚悟できてへんとしたら、なおさら死刑なんぞ頭に入ってないはず。

また殺人の場合は過去の例から見るに、基本的に3人以上殺さんと死刑には
ならへん。そんだけ殺すのは怨恨のような目的があって殺すというよりは、
殺すこと自体が目的の場合が多い。そういう快楽殺人者的要素のある人間が
死ぬのが怖くて、その欲求を抑えられるかは大きな疑問。

強盗および強姦致死の場合は、相手の抵抗にあって、あるいは犯行の露見を
恐れて発作的に殺してしまう場合が多いように思える。そういう軽いパニック
状態にある人間に死刑が抑止力になるとは考えにくい。

こう考えていくと、死刑が犯罪の抑止力になるとは思われへん。
ただこれは犯罪の抑止力としての死刑に対して意味がないと言うてるだけで、
死刑制度そのものに反対しているわけちゃうから、あしからず。
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by yama_pika | 2005-02-18 00:39 | よのなか


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